大型で強い台風が接近するたびに思い出す恐怖

kasa3

大型で強い台風が接近するたびに、幼い頃に遭遇した第2室戸台風の恐怖を思い出し
ます。
私が住んでいた街の西側に上陸したこの台風は、猛烈な風が何時間も吹き荒れまし
た。
瓦が木の葉のように舞い上がり、近所の何軒もの家が屋根ごと吹き飛ばされ、室内が
見える状態になるという状況でした。
台風の目に入ると、雨風がぴたりと止んで、外に出た人々がその惨状に驚かされたも
のです。
この惨状を見た後、再び目が通り過ぎ、何時間も恐怖が続きました。
幸い、私の実家は、屋根瓦は20枚程度飛んだり、飛んできた瓦で割れた程度で済みま
したが、通っていた中学校の校舎のガラスは全て割れ、渡り廊下の屋根は吹き飛ばさ
れ、次の日は臨時休校になりました。
この時の最大瞬間風速は、風力計が60m以上で壊れて計測不能だったとの事です。
台風の風の恐さに対するトラウマですネ。

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