「べっぴんさん」が相棒並に展開が早すぎる件

10月からNHK朝の連ドラ「べっぴんさん」の放送が始まりました。
今回は、神戸の子供服メーカー「ファミリア」の創業者・坂野惇子さんがモデルです。
1週目は朝ドラ定番の子役の登場でした。

前回の「とと姉ちゃん」では父竹蔵が1週で亡くなってしまいましたが、今回は母親のはなさんが亡くなってしまいました。
はなさんはナレーションとして今後もすみれちゃんを応援し続けます。
2週目の女学校時代は1週間で終わり、3週目には結婚、出産、夫の出兵、終戦と物凄い速さで時間が過ぎていきます。
4週目には子供服作りが始まるようです。

1ヶ月で本題に入ってしまうなんてこんな相棒のような展開の早い朝ドラは今まであったでしょうか?
「とと姉ちゃん」が出版社を始めるのはドラマ中盤以降でしたし、「花子とアン」ではドラマが終わる頃、「赤毛のアン」の翻訳を始めています。
実は、それにはわけがあるようです。

モデルの坂野惇子さんは、ドラマのすみれちゃんと同じように控えめな性格だったそうです。自分が前に出る事は好きではなかったようで自伝などの資料がまったく残っておらず、会社設立前の史実がよく分からないらしいのです。
それで、一気に会社の設立まで話を進めてしまったのではないかと推測できます。

個人的には、今回は子供服作りとか刺繍などの手芸に興味があるので、そこを重点を置いて描いてくれるとうれしいですが、ドラマ的にはどうなんだろうと思います。
また、朝ドラヒットの法則である、イケメン俳優の登場ですが、今週は姉ゆりの夫の高良健吾、すみれちゃんの夫・永山 絢斗が登場しました。
今後も潔の友人・松下優也などなど、どんどん登場してくる予定のようです。

やはり、ドラマのスパイスとして色恋ごとはなくてはならないものです。
夫以外の第2、第3の男性の存在がいてこそ、盛り上がるのです。
不倫というわけではなく、「ごちそうさん」の泉源太や「花子とアン」の木場朝市、「あさが来た」の五代様など、ヒロインを影から支える献身的な男性の存在が必要なのです!
そんな男性の存在が視聴率アップにつながっていることは、過去の数字からも歴然です。

視聴者がドキドキわくわくするような男性の出演を心待ちにしています。
family_tv

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