ごく一般的な方が絵筆を取り、絵を描くいうのは、なかなか少ないことかもしれません。
小学校や中学、高校など、学校を卒業してからは絵を描いていない、
といった方の方が圧倒的に普通であると思います。
絵画の場合、日本では特にうまいか、下手かといった見方が
中心になってしまうため、例えば、楽器を始めるといったような気軽な趣味には
ならないようです。
私は現在、40代前半なのですが、絵画制作が趣味です。
物心ついてからというもの、絵を描くことが大好きで、
落書きレベルのものも合せ、高校生までは毎日のように絵を描いていました。
大学時代も絵を描きつづけ、社会人になってからもよく絵を描いています。
小学生、中学生時代は水彩画が中心でしたが、高校時代は油絵を描いて
いました。しかし、油絵は乾くまでに時間がかかるのと、
あの独特のにおいが苦手で、大学時代から今に至るまで、
ずっとアクリル絵の具を使って絵を描いています。
アクリル絵の具は乾きがとても早く、水彩画のようにも油絵のようにも
描くことができ、水に溶かして使える便利な絵の具です。
以前は家族や友人といった、周りの一部の人にしか自分の絵を
見せたことがなかったのですが、最近ではよくフェイスブックなどを
使ってアップしているため、広く自分の描いた絵を多くの方々にも
見せることができ、大変楽しく思っています。
自分の描いた絵にコメントをいただいたりすると、絵の制作活動の励みにもなります。
私は絵を自分で描くことだけでなく、観る方も大好きです。
学生時代はよく都内の美術館へ展覧会を観に行ったものですが、
今は地元の美術館で絵画展の催し物があると、なるべく行くようにしています。
他の作家の絵を見ていると、普通の方なら、飾った場合にインテリアとして
どうかと考えてみたり、単純に癒されたりもするのでしょうが、
私の場合はどうやったらその絵を自分でも描けるかという視点でどうしても見てしまいます。
私のこうした趣味は、一生続きそうですが、今後もなるべく多くの作品を
生み出していければと思っています。
最近では絵画リースなどを利用してクリニックなどにも絵画があることが
多いようですが、絵画がもっとたくさんいろんな人に親しんでもらえれば
いいと思います。