私の母親は現在60歳なのですが、まだまだ現役で自動車を運転しています。
特に買い物に出かける際などは、必ずと言っていいくらいの頻度で自動車を活用しています。
というのも、我が家はいわゆる大家族であり、一度の買い物で購入する食材・飲料品などの量が大層多いのです。
もはや単なる買い物ではなく、ちょっとした合戦のような感覚で毎日スーパーに「出陣」していると母親は言います。
自転車やバイクなどでは持ち帰れないほどの大量の戦利品を持ち帰るためには、必然的に車が必要となってくるわけです。
ところで、母親は今までずっとマニュアル車を運転していましたが、去年の誕生日に私たち子供がお金を出しあい、より運転しやすいオートマティック車をプレゼントしました。
もちろん新車です。荷物がより多く積み込めるファミリーカーを選択しました。
母親は喜んでくれたのですが、はじめは長年親しんだマニュアル運転からオートマ運転への移行に、少し手間取っている感じもありました。
しかし、そもそも自動車をそれこそ騎馬のように大活用してきた母です。
すぐさまカンを掴み、今では以前の車よりも扱いやすくて素敵だと目を細めてくれます。
今日も母親は愛車を使って買い物に出かけるでしょう。
そして、大量の食材を抱えて帰ってくるのです