シックハウス症候群に対する対策とは?


シックハウス症候群をご存知でしょうか?
シックハウス症候群とは、化学物質等が使用された住居の中で生活をしていると、知らない内に人体に悪い成分を吸い込み、健康に影響を及ぼしている事です。
症状としては喉の渇きや、目がちかちかしたり、湿疹が出ると言われています。
特に人体への被害が心配される主要な化学物質としてはホルムアルデヒドが挙げられます。
これらは接着剤などに含まれており、家の中で生活する中で自然と吸ってしまっています。
現在の日本ではひと昔前に認知され、ある程度規制がされているので、過敏になる事はありません。
しかし、人体への被害も個人差がある為、全く影響が無いとは言いきれません。
また、ダニも健康被害を及ぼす事からシックハウス症候群の原因と言われています。
ダニは、咳や皮膚炎などを発症させます。

・私たちができる事
まずは、今からできる事として、家の喚起を良くする事が大切です。
今の日本は、鉄筋・コンクリートの住宅が多く、部屋によっては窓がなかったりと、締め切った状態の事が多く、十分に喚起できていない事が多いです。
普段からできるだけ部屋を喚起をし、また家を購入したり、賃貸で借りる時は、窓の数なども見ておいた方が良いです。
また、リフォームを行う前に、しっかりと健康被害の事も考慮に入れた材料探しを行うべきです。
全てを業者任せにするのではなく、自分の体を守る為には積極的に設計を担当される方などと、話し合いをして下さい。

ダニに関して言えば、こまめな掃除、使用する布団をコマめに干すなどしてできるだけダニの数を減らす事が重要です。
またダニは湿度の高い所で繁殖しやすいので、できるだけ湿気を取り除くなどの工夫も必要です。

こうした問題がある中で、人生のほとんどを過ごす家の中ですから、少しでも安全に生活ができる様、意識して生活する事が大切と言えます。
完全にシックハウスの原因となるものを取り除くのは難しいですが、ちょっとした意識をするだけで、だいぶ快適な空間での生活が可能です。

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