30代主婦のつぶやき・私らしいスタイル

この歳になると頭の中をいろいろと駆け巡るのは、景気がこれからどう変わるのかということです。決して私の年齢に限ったことではないのでしょうが、若い頃は家庭を持ってたわけでもなく、得た収入は自分の思うように使い、自由な独身時代を過ごしていたから、今ほどの考えはなかったんです。仕事に出なきゃ暮らしていけない、仕事ばかりじゃ自分時間が確保しにくい、給与も頑張った分のそれ相応の対価なんだろうか?と思わずにいられないのです。ひと昔前に職場で社長が「この不景気だ、ボーナスはカットする」の言葉に目玉が飛び出るほど驚いて、悲しかったです。世間では同じ思いをされた方、それ以上にリストラで苦しんだ方々もおられたでしょう、自分はまだ幸せなほうです。ただ、その発言をした社長の暮らしぶりが何も変わらずいまだに毎晩飲み歩いている現実をみると、あまりにも虚しいんですよね。私だったら社員とともに塩水飲みます。

事の発端は消費税ですかね。日本に初めて消費税が導入されたのがまだ私が小学生だった頃で、連日のワイドショーでは怒りに満ちた世間の声に何かしらの不安感を抱いたのを覚えています。自販機のジュースが100円だったのが、消費税3%プラスになったことで何故か110円となり、小学生の自分にはその仕組みも計算も分からず、なんだかとてもややこしいことになったぞ、と漠然と感じていました。やがて5%、計算しやすくなったとはいえ商品は高くなり、貯金のためとせかせか働く毎日、そして容赦なく襲い掛かる8%。「働けど働けど我が暮らし楽にならざり」石川啄木はよく言ったものですね。家庭をもって生活にお金はかかるし、子供にも将来困らないようにしていきたい。報道ではもうすぐ10%という。お給料は変わりません。「もっとパートの数増やすかな・・」

でも私は思ったんです、懸命に働くのもいいけど、仕事に追われて余裕がなければ、身体も心も壊れてしまいます当然。だから、私らしくいるためには現状維持でいこうと。パートはパートで仕事して、空き時間に家庭菜園で野菜作って、いざとなったらご近所さんや友達に助けてもらえるよう普段からいい付き合いしていけばいいんじゃないかって。なんか楽しい毎日になりそうです。
あれれ?これって・・昔ながらの日本の在り方じゃなかったの。
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